2019年03月23日
今風コクサイガスセミオート を現代風に変えてみる

パンタロンやチョッキがブーツカットやジレと名を変え時代や世代を超えているように昭和の名機と呼ばれたオモチャ達もちょっとイジってあげれば現代のどのオモチャより実は優れている部分があったりします

どちらも知る人ぞ知るエアソフトガン、サバゲ界や時代を一世風靡したコクサイガスセミオート ガスガンですが電動ガンの登場でBV式ガスガン達と共に姿を消していきました
とはいえ

現代では全くと言って良いほど使い物にならない多くの方々の押し入れや物置で眠っているであろう昭和の名機コクサイガスセミオート
ちょっと今風に安全対策や初速安定の為に銃本体内部へ小型レギュレータ取り付け、CO2ボンベ、レギュレータを固定ストック内に内蔵し、メカボックス内にガスセミオート をユニットを組み込めば

現代でもビックリする程の静音スナイピングライフルに豹変出来ます
先日これって関東方面でも通用出来るのかっ!?!?
と自問自答の中

千葉のナンバーナインさんのフィールドで使わせて頂きました
弾速チェックの時にスタッフさんから
「あれ??弾出てませんよ??」
って素で言って貰えたのは自分にとっては最高の褒め言葉でした、、、ええ、弾ちゃんと出てます、、、、発射音が静かなだけなんです
戦果としては初めてのフィールドで1ゲーム10キル以上(10から数える余裕が無かった)とフラッグアタック成功と
当然たまたまルートが良かっただけなのもありますが勝因のほとんどは静音ガスセミオート のお陰で相手に発射場所が特定され難く移動し易かった事です、これは流速電動ガンあるあるの爆音だったらこの時この戦果は出せなかったと断言出来ます(状況的に)
とはいえもちろん発射音が大きくても立ち回り次第でフラッグアタックやキル数なんて実際のトコどーにでもなると思います、が、あくまで静音で凸砂やアンブッシュ時の優位さ的なトコでまぁ、まぁ難しいけどそんなこんなでとりあえず使える物は使えるよーに
シテミマセンカ?と組み込み手順ザッと書いてきます
とりあえず

まずはガスセミオート ユニットを取り出します
基本的に運が良くないと30年も近く前のモノなのでだいたい普通にこれくらい汚れてます
なのでまずは組み込む前に磨く事からスタートでふ
これ手を抜くと話になりません
全く話になりません
ますは磨いてからです、話はそれからです
んで
かれこれ200作以上組み込んで何パターンか組み込み方法はあるんですが個人的に1番簡単な方法で進めてきます

まずはいらない部分をカット

コクサイガスセミオート ユニットの最大の欠陥部分とも言えるこのリンク部分もカットします

だいたいこのはめ殺し部分にガタが出て折れたりもげたりするので取っ払って付け替えます
んでメカボックスは

ザックリですが

とりあえずガスセミオート ユニットが収まる程度に削ればOKです
あとはパテ固定でパテが嫌ならボルト止めで良いと思います
個人的にパテにしてるのはハメてるだけなのでメンテや取り外しがラクなのと意外にボルト止めより正確にガスセミオート ユニットが固定されるので金属用パテを愛用してます
んでもってココが大切現代風というか

左がノーマル右が加工後
コクサイガスセミオート のこれまた欠点なのがアホみたいにトリガーストロークが重くて長い事。
ノーマル状態で秒間5〜6発撃つなんて日本人で出来るとしたら加藤鷹がかろうじて中指で出来るか出来ないか程度です
シアーポートとスプリング調整すれば2歳児でもトリガー引けるくらい軽く短く慣れると秒間5〜6発、しっかり調整すれば7〜8発は撃てるので下手な電動ガンよりセミオートのレスポンスは良かったりします

ガスセミオート ユニットなバルブピンが初期、中期、後期、社外のブラックバルブや真鍮まんまの汎用八部ネジが使える物がありその辺はまた後編で書いてきます
とりあえず次回タペットプレートやシリンダーヘッド周りとか書いてきます
2019年03月23日
電動ガンにコクサイガスセミオート を組み込む(一周回って昭和がある意味新しい)

10年程前からちょいちょい電動ガンにコクサイガスセミオート ユニットを組み込んで最初はただガスセミオート を組み込んだだけで
ああ、珍しい
ああ懐かし
ああ面白い
程度でしたがコイツはちゃんとカスタムすれば現代でも凄く使い物になるアイテムなんじゃないんかいな????
となって今もまだまだ良くならないかと楽しんでます

まだ10数作くらいの頃はトリガーストロークが長かったり重かったり戻りが微妙だったり二重給弾おきたりガタがあったりセーフティー付いてなかったりとアルアルでしたが


最近は手前の戻りだけスプリングより磁石を使う事でトリガー引きが軽く戻りは俊敏、耐久性もアップとなんか色々進んでます
んで

基本的にガスセミオートは外部ソースの昭和そのままテイストではなく現代の流通に合わせてCO2ボンベとレギュレータをM4.G3.MP5と固定ストック内に収まるように加工してます、長モノでホース外に出てると場合によって邪魔なのと外部ソース仕様だとフィールドによっては使えない所があるのでその兼ね合いでストックイン加工とかしてます
89式とかは面倒や加工コスト面で諦めたけどM4の固定ストックとかに変えれば89もストックイン可能、、、とはいえ89は普通に電動かガスブロのが楽しいし使いやすいと思ってます
んで
よく言われるのが電磁弁とか使わないの??って聞かれたりオススメされますが決して批判や否定するワケじゃなく個人的に
電池もガスも使うなら普通に電動ガンかガスガンどちらかで良くね???
とゆーのが個人的見解で電池もガスも使って電動ガンやガスガンを圧倒的に上回る凄まじいメリットがあるなら手を出してみたかったけど初めて見た電磁弁カスタムがボルトアクションに組み込まれたVSRの電磁弁ライフルで
電池もガスも使って尚且つ給弾はボルトアクションによるコッキング、そして追い討ちは外部ソース仕様、、、、とどめは発射音がノーマルのVSRとほとんど大差なくロマン的なカスタムは嫌いじゃないけどちょっと自分にはソレ無理だわとガスセミオート の方を楽しんでます
とりあえずある程度まとまったので誰でもかんたん組み込み方の後編スグ書いてきます